CELTAについて

こんにちは、Gemです。

 

前回は私の事を少しお話しましたが、今日は私が取得した資格について

お話ししたいと思います。

 

私が取得した資格はCELTA(セルタ)と言い、その正式名称はCertificate in Teaching English to Speakers of Other Languagesで、略してCELTAと呼ばれています。

CELTAは英語が母国語でない人たちに英語を教える資格で、イギリスのケンブリッジ大学認定の英語指導者が持つ資格なのです。

 

英語指導の資格としてTESOLやTEFLを聞いたことがある方は多くいらっしゃるかと思いますが、実は世界で最も認知されている資格がCELTAです。この資格を持っているか持っていないかで海外の語学講師としての採用率がかなり変わってきます。語学講師としての登竜門であり、語学講師として働きたい場合には必ず持っておきたい資格なのです。

 

ところが、この資格そう簡単には取得ません。CELTAは基本的には1か月の研修、座学や実技、筆記の課題などなどアメリカの大学の講義と同等(もしくはそれ以上!?)をクリアしなければいけません。実際アメリカの大学に留学していた私は、その頃のことを思い出していました(笑)

そして、この資格取得のためのコースに入るだけでも大変!誰もが受講できるわけではないのです。簡単に言えば、ネイティブ又はほぼネイティブでないと受講すらできません。まずは書類選考があり、ここで、受験者は英語力を証明しなければなりません

その後、Pre-Interview Taskといって、筆記の試験があります。と言っても、どこかセンターへ行って受験するわけではなく課題が送られてきて、自宅で出来るので、教材やインターネットを使うことが出来ます。かといって、簡単ではないですし、ここでネイティブだとしてもふるい落とされます。ネイティブと言っても文法がきちんと説明できて、使いこなせる人は多くはありませんからね。日本人でも“てにをは”を分かりやすく説明できる人は少ないかもしれませんね。

そして、このPre-Interview Taskに合格すると、Interviewがあります。通常対面でのInterviewですが、私の場合、受講希望センターとは別の国からの受験でしたので、国際電話で行いました。今はSkypeを使っているところが多いみたいですね。このInterviewはPre-Interview Taskをもとに色々聞かれます。もちろんPre-Interview Task以外のことも聞かれるます。似た単語の違いだったら、あなただったらこれをどう説明する?とか。発音やイントネーションも重要となってきます。

ここではれて合格できた人たちがコースの受講が許されます(笑)

でも!コースを受講=資格取得ではありません。コース中に脱落する人もいますし、コースを満了しても不合格になる場合もあります。

先に話した研修の実技や課題の成績、受講態度などなど、いろいろ加味されて合否が決定します。

 

このコース、正直本当に大変でした!でも、取って本当に良かったといえる資格です。日本ではまだあまり認知されていませんが、講師としては必ず持っておくべき資格です。そして、みなさんが英会話を習いたいのであれば、その講師がこの資格を持っていれば安心して受講できるでしょう。

 

ということで、長くなりましたが、今日はCELTAという資格についてでした!